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花見に行こう搾りたての薫酒と共に
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更新日:[2007/03/22]
酵母選び、米選び、精米、洗米、蒸し、、酒母造り、麹造り、仕込み、温度管理と進んだ醪が搾る時期を迎えました。精米して1ヶ月の枯らし期間、山廃仕込みなら酵母を育てるのに1ヶ月、仕込みから1ヶ月の醗酵期間、多くの時間とそれぞれの仕事に携わった人々の結果が作品として酒のしずくの形で表現されます。 酒造りは人の和が大切と言われるゆえんです。 酒袋に入れ、ふねと呼ばれる槽に入れます。 行儀よく積んで行くと酒袋の編み目から少し濁った酒が出てきます。荒走りと言います。 編み目に程よく酒粕の層が出来ると澄んだ酒が出てきます。自然の圧力で酒が出なくなったら油圧で5kg〜150kgまでゆっくり、ゆっくり酒粕の重なり合った層を潰さないように圧力をかけて、搾ります。これを中汲みと言います。 当社では焼酎を造るためここで搾りを止め醪取り粕取焼酎の原料として利用しますが普通はもう一度酒袋を積み直して搾ります。これをせめといいます。 酒の味は荒走りからせめまで変化します。初めは薄味ですが段々旨味が増し、程よくなり、 やがて雑味の多い酒になります。 酒蔵売店 8:00ー17:00 月〜金(土曜、日曜、祭日はお休み) お近くに販売店様が無い場合、地方発送いたします。 http://amabuki.net にアクセス下さい。 徳利のすすめ 日本の酒器で特に充実しているのは注酒器です。 注酒器は文字どおりお酒をグラスに注ぐための酒器。徳利や片口はその代表です。 今週末は日本酒を徳利で楽しんでみましょう。 燗をしなくてもお酒を徳利に移して食卓に置くのです。やってみると食卓が上品になることを実感していただけると思います。 瓶はしょせん酒を運搬するための容器です。どうしても無骨な感じがあります。 もうひとつ注酒器のいいところは飲んだ量がよくわかること。ついつい飲みすぎてしまう私のようなのん兵衛には、たいへん便利なペースメーカーになります。 日本酒を綺麗にいただくために徳利は欠かせない道具です。どんどん使っていきましょう。
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