天吹酒造

おしらせNEWS

2018/04/13 会長日記

①/4  酒造り見学多くなりました。

昨今 日本酒に興味を持ち酒蔵訪問いただく方が増えありがたいことです。

最初に日本酒の基礎知識を頭の中でイメージできるようお話して仕込み蔵案内します。扉を開けると醪から漂う吟醸香が漂ってきます。
「あ〜いいかおり♡」お客さまの第一声です!

タンクには製造方法:純米大吟醸、原料米愛山、精米歩合40%、使用酵母アベリア、仕込み後の経過日数などタンクにが表示してあります。
仕込みタンクを前にして案内開始です。

製造方法に「吟」の文字があると「薫りの良いお酒を造ります」と言う設計図です。もしみなさまが「吟醸酒」を飲んで香りがいまいちだったら「杜氏さんが失敗したのかなと想像して下さい」と説明、お客さまから笑いが聞こえます。
吟醸の前に大の字があるとお米を50%以上磨きなさいと決まりがあり、吟醸の文字がなく純米だけだったら味わい深い酒を造る設計図です。この辺はご存じのみなさまも多いです。

二つのタンクを見比べるとこちらは大吟醸、向こうは純米大吟醸 どこが違うのでしょう?
一方には純米がありません、何故でしょう? 小さな声が聞こえます「アルコール添加」と。そうです、ラベルの原材料表示をみると米、米麹、醸造用アルコールと記入あり、搾る直前にアルコールを少量添加すると味わいが軽くなり香りが引き立つと言われ、技術の一つとして伝承されています。

足場を登り使用酵母が異なるタンクから漂う香りの特徴を体験します。「いいかおり♡」お客さまの顔がほころびます。
酵母が働く様が見えます。お酒は生きている・・・
次回に続く
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