天吹酒造

おしらせNEWS

2024/03/22 おしらせ

2月酒蔵見学のお客さま

東京からのお客様
現在東京農業大学醸造学科2年生の娘さんとそのお母様で、花酵母を使用している代表的な酒蔵ということで、訪れてみたいと思われたそうです。
ご家族の温かい応援を受けながら、将来のためにと、実際に各地の酒蔵に出向いて、ご自分の進まれる方向を見定めていらっしゃるそうです。
ご自身の行動力も、ご家族のご理解や応援も素晴らしいと思いました。現地に行かないと見られないもの、聞けないお話、実感できないことを経験なさって、ご活躍へ向けて前進していただきたいです。
   
夢と希望にあふれたお客様にお会いできて、晴れやかな気持ちになりました。
20歳になったので利き酒能力を高め、将来お酒の個性を磨くには造りをどのように変更すれば可能化など奥深い研鑽が楽しいよ、大事だよとアドバイスがありました。
 
韓国からのお客さま
兵役休暇中の学生さんでした。日本語が堪能で、説明もほとんどご理解いただき日本酒に関する知識もお持ちで、愛山や雄町といった酒米の名前もご存じでした。
 
試飲は、純米吟醸雄町生、生酛純米大吟醸雄町、山廃純米雄町でした。いずれも雄町で作られたものですが、味わいの違いを感じていただけたようでした。
さらに、生酛と山廃は、ひやと燗で試飲していただきましたが、温度でも全然違った味わいになることに驚いていらっしゃいました。
 
3種類の中では、生酛がお好みに合っていたようです。
冷蔵庫から出した生酛を、熟しきっていないメロンに、ぬるめの燗をした生酛を熟したメロンに例え、山廃は食事と一緒に楽しめそうだとコメントいただきました。ご購入は、金賞受賞酒純米大吟醸愛山、生酛純米大吟醸雄町、大吟醸粕取焼酎Aged 5 Yearsでした。

 東京からのお客さま
以前、天吹飲んで気に入ってくださったのをきっかけに、5年ほど前に一度こちらにお見えになったことがあり、土日がお休みだと知らずにお越しになり、壁に書かれた大きな「天吹」の文字の撮影だけして帰られたそうです。
そのような経緯から、この度のご旅行では、優先して天吹に立ち寄ってくださいました。
 
普段から日本酒を嗜まれる男性の影響で、「日本酒は美味しい」とパートナー様もご実感していただけ、召し上がる機会が増えているそうです。ご友人たちにも「日本酒は美味しい」ということを、広めてくださっているそうです。
 見学の途中度々「日本酒は生き物だ」とコメントいただきました。
 試飲では、お二人とも、普段から香りのよい吟醸酒をよくお選びになるそうで、試飲の結果、純米吟醸雄町生が一番お好きだったようです。
東京に戻られてから、お二人で仲良く、お揃いのお猪口で天吹の日本酒を飲み比べてくださると嬉しいです。
天吹のオリジナルの箱や袋もかわいいと褒めていただきました。
 
鹿児島からのお客さま
ご家族一同のお客さま、酒蔵見学は初めて、麹と酵母の違いなど質問がありました。
「眼に見えない小さい麹菌の繁殖は見えるのですか?」との問いに、白い菌糸の塊が伸びてくるので観察はできます。
麹菌がお米の表面だけではなく中心部まで菌糸を伸ばすための麹室内の工夫は?
ジメジメな環境? 乾燥した環境? の問に、湿度が多いほうがいいかな、とお答えいただきましたが正解は乾燥した環境が正解です。

麹菌も生き物でのどが渇けば水分を求めてお米の中心部へ。
質問も多々あり楽しい雰囲気で蔵案内できました。
試飲を楽しんでいただき気に入ったお酒購入いただきありがとうございました。

台湾からのお客さま
通訳さんを含めいつもより多人数の見学でしたが、賑やかになりすぎることはなく、落ち着いて説明にしっかり耳を傾け、時々ご質問もしていただき、写真撮影をしながら、丁寧に見学してくださっているご様子でした。
 
2階では、昔の道具や、昔の梁や柱が残る建物に、大変興味を示し、昔使っていた仕込み桶をご覧になって、「昔のお酒は木の香りがついていたのですか」とのご質問がありました。
また、桶の外側と内側の色の違いをお話しする際に、「柿」は通じましたが、「渋柿」「柿渋」は通じませんでした。
桶の内側や、壁に柿渋を塗って補強しているとお話をしたら驚いていらっしゃいました。
 
台湾では、日本食レストランで日本酒を見かけるが、あまり飲む機会はないと仰っていましたが、日本酒は冷やしたり、燗をつけたり、いくつかの温度帯で楽しめることや、吟醸、大吟醸の単語はすでにご存じでした。
吟醸、大吟醸の精米歩合の条件をお話しすると、価格の違いを納得されていました。最初に飲んでいただいた純米吟醸雄町生が好評でした。

上海とタイからのお客さま
男性は上海からお越しで、利き酒師の資格をお持ちでした。女性は、タイのバンコクからお見えでした。日本語対応が難しかったため、蔵見学は通常より簡単なご案内になりました。

蔵に入った瞬間から、醪が発酵するにおいを敏感に察知され、いい匂いだと仰っていました。
タンクの醪を見比べていらっしゃる最中に、バナナのような香りがすると仰って、反応が大きくなった箇所がありました.
 
試飲は、純米大吟醸、純米吟醸など、香りの良いお酒がお好みのようでした。
利き酒師の男性が、ラベルに記載されている内容をほとんどご理解なさっているようで、女性に説明してくださいました。純米大吟醸、純米吟醸、純米酒の違いや、燗酒、生酛や山廃もご存じでした。
金賞受賞酒純米大吟醸山田錦、金賞受賞酒純米大吟醸愛山、純米大吟醸バナナ酵母生、お猪口と乾杯かっぷをご購入いただきました。


台湾からのお客さま
お二人とも、日本語が話せて、さらに利き酒師の資格をお持ちで台湾で天吹の日本酒を飲んだこともおありでした。
お一人は旅行関係のお仕事をなさっていて、普段から台湾のお客様を日本へエスコートなさっているそうで、天吹の酒蔵見学も、ご帰国後に会社に提案してみたいと仰っていました。
 
もう一人は、広告代理店にお勤めで、台湾でのイベント等の際に、日本の酒蔵さんの通訳を務められた経験もあり、日本への留学経験も、留学中に、山形県で十四代を召し上がって美味しかったのが、日本酒へ興味を持つきっかけになったそうです。

お二人とも、現在は、月に1回、約10名のお仲間で集まり、美味しい飲食店に一人1本、日本酒や焼酎を持ち寄り、ペアリングを楽しみ、お酒の感想を述べて、日本のお酒を楽しむ会を開催なさっているそうです。
ご訪問のタイミングが大変良く、蔵見学中に純米大吟醸の「吊るし取り」を見ることができました。

試飲では冬に恋する純米大吟醸生は酸味がきれいだとコメントなさっていました。生酛純米大吟醸雄町もお好きだったようです。
一口目では香りの良いお酒が美味しく感じるが、食事と合わせる場合は、この生酛が合うように感じる、と仰っていました。また、燗酒もお好みに合ったようです。
天吹の生酛と山廃を、冷蔵と燗酒で試された後で、他社のものと比べて飲み疲れないのは、花酵母の力でしょうね、と仰っていました。
 
技術や習慣等形のないものも、建物や道具等形のあるものも、長い歴史を経たものが残っている日本の酒蔵が台湾の方にとっては魅力的だと仰っていました。農業の先にお酒があり、文化的にお酒を楽しむ素晴らしさを多くの人に感じていただきたいとお考えのようでした。

香港からのお客さま
奥様のお勤め先は日本酒を販売なさっているそうで、雄町、純米吟醸、純米大吟醸等、日本酒関係の言葉もよくご存じでした。
残念ながら日本語での会話ができませんでしたので、ご案内がカタコトの英語となりました。
蔵の中に入った時や、醪のタンクをご覧になった時の、香りに対するリアクションが良かったので、きっと日本酒をお好きだなと感じました。
日本人と同じように、海外の方が醪の香りを好ましく感じて、嬉しそうにしてくださっていると、とても嬉しい気持ちになります。
 
ご主人様はドライバーのため、試飲は奥様のみでした。
生酛純米大吟醸雄町は冷蔵と燗酒で、山廃純米雄町は燗酒で飲んでいただきました。最近お見えになる海外のお客様は、生酛純米大吟醸雄町を気に入ってくださる方が多い印象です。
 これまで、酒燗樽ご購入のお客様を対応することが無かったのですが、普段から燗酒も召し上がっていらっしゃるとのことで、とても上手に日本酒を楽しんでくださっているのだなと感じました。

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