6月蔵見学のお客さま
韓国からのお客さま
ご予約時に、お酒に関わるお仕事に携わっていらっしゃる団体のお客様とお伺いしました。
製造、販売等様々な形でお酒に関わるお仕事をなさっている方々で、3泊4日で佐賀の酒蔵を巡る旅とのことでした。
多くの方が、案内に熱心に耳を傾けていらっしゃるのがよくわかりました。特にお酒の製造をなさっているお客様は、大変熱心で、随所でメモを取りながら、たくさんの質問をなさっていました。
日本酒だけでなく、風神様の鏝絵や、蔵の中の杉の木の柱など、日本に古くからあるものにも興味をお持ちでした。
ほとんどの方が日本語で挨拶や話しかけていただき、大変嬉しかったです。
数日前に韓国のテレビで、天吹の白桃酒が取り上げられていたことを教えていただきました。
ご購入では生酛純米大吟醸雄町が人気でした。また、酒燗樽をご購入いただいたお客様も複数いらっしゃいました。
生酛造りや燗酒など日本酒独特のものに注目していただき、お客様の日本酒への関心の高さやご理解の深さに感心させられました。
香港からのお客さま
香港で天吹のお酒を飲んでくださり、蔵見学にお越しいただきました。
英語をお話しになるお客様でしたので、スマートフォンの翻訳アプリが大活躍のひと時となり、アプリ入力の手間を惜しまずに、根気強くコミュニケーションを続けてくださいました。
ご旅行中とのことで、久留米のスペシャルティコーヒーの有名店をご訪問後に蔵見学にお越しになりました。
久留米で開業後、現在では福岡市内や東京にも店舗がある中で、開業地である久留米の店舗にわざわざ足を延ばされたとのことで、興味をお持ちになった物事に対して妥協を許さず探求なさる方でいらっしゃるのだろうと拝察しました。
既に福岡で色々なところをご訪問なさったそうで、糸島で焼き鳥と日本酒を楽しまれたり、福岡市内で開催されたウィスキーイベントで貴重なウィスキーを試飲なさったり、お酒やコーヒー等お好きなものを追求する旅を満喫中でいらっしゃるようでした。
日本酒、ウィスキーのほかに、ワインもお好きだとのこと、知識が豊富でいらっしゃったので、お酒を扱うお仕事をなさっているのかと思いましたが、純粋に好きで楽しんでいらっしゃるとのことでした。
台湾からのお客さま
ご旅行にあたり、インターネットで酒蔵見学ができる蔵をお探しになり、天吹の蔵見学の情報を見つけたと仰っていました。
日本酒がお好きとのことですが、台湾では高価なので、日本でたくさん飲みたいと仰っていました。
台湾では、ウィスキーより日本酒の関税が高いのだそうです。
見学の始めに、簡単な製造工程図をお渡ししましたが、蔵の中では、工程図をご覧になりながら、今どの工程を行う場所にいるのか、目の前の機械がどの工程で使われるのか、一つひとつ丁寧に確認されながら、見学をなさっていらっしゃいました。
麹室のまえでは、ご主人様が麹を作る工程のジェスチャーをして奥様に解説をなさっていました。
YouTube等、動画で色々なものが見られる便利な時代になり、文字や図、写真の説明よりわかりやすい動画をご覧になり、日本酒のことを勉強なさってから、蔵見学にお見えになる海外のお客様が増えているのだろうなと思いました。
奥様が実際に試飲なさって、1升瓶のご購入をご検討なさるほど、純米吟醸雄町生のことを気に入っていただいたようでしたが、金賞受賞酒純米大吟醸愛山に興味をお持ちにのご主人様とお話し合いをされ、720mlの純米吟醸雄町生、金賞受賞酒 純米大吟醸愛山をご購入いただきました。
東京からのお客様
佐賀のご出身で、この日はお仕事でこちらにいらっしゃったそうです。最近日本酒を召し上がる機会が増えてきたとのことで、東京で天吹飲んで気に入っていただき、蔵見学にも興味を持ってくださったようです。
関東では、九州というと焼酎のイメージが強く、佐賀県が日本酒処だとお話しなさると、皆さん驚きになるそうです。
関東のご友人達にも、佐賀の日本酒を広めていただき、佐賀県の日本酒を大切に、また、誇りに思ってくださっていらっしゃるようで、東京に戻られたら、この度の蔵見学の体験談も皆様にご披露していただけたら嬉しいです。
ご案内を始める時に、メモを取るための筆記具をお持ちでしたので、お酒関係のお仕事をなさっているのかと思いましたが、そうではありませんでしたが、見学中は熱心にメモを取られる場面もあり、何事にも真摯に向き合われ、新しく見聞きしたことを記録に残す丁寧な方だなという印象を持ちました。
一方で、日本酒を1合飲んだ場合、肝臓がアルコールを分解するのに大体4時間かかりますというお話をしたところ、私は1合で足りるかな…?、と冗談交じりに反応してくださるなど、楽しい面もおありでした。
このように明るく誠実な人間性をお持ちのお客様のお話なら説得力があり、関東に佐賀の日本酒ファンが増えるのではないかと思います。
お買い物は、御祖父様、御祖母様へのお酒をお選びになり、御祖父様、御祖母様を大切にしていらっしゃるのが伝わってきました。
日本酒を贈られたお二人も、大変お喜びになられたことだと思います。
佐賀・上海からのお客様
お申込者の方が、上海の天吹ファンの方とご一緒にお見えでした。
以前にもお客様を連れてきていただいたことがおありで、前回同様に会長にご案内していただきたいとのリクエストをいただきました。
前回は10月にお越しとのことでしたが、醪のタンクはご覧になれなかったそうですがその時に撮影なさった写真をたくさん披露してくださいました。
天吹を持参して、島根県の足立美術館へご旅行なさったお話もお聞かせいただき日頃からのご愛顧に感謝の気持ちで一杯になりました。
なぜ日本酒造りには麹が必要なのかというお話や、麹の作り方など基本的な麹のお話に始まり、純米大吟醸のような綺麗な日本酒を作るのに向いた麹と、味わい深い純米酒を作るのに向いた麹では、麹菌の付け方をどのように変えるのかなど、いただくご質問と共に、内容がどんどん高度に発展していきました。
花酵母の個性にもご興味をお持ちで、普段から注意深く天吹の日本酒を味わってくださっているようで、個人的にはオシロイバナの酵母の香りがお好きだと仰っていました。酒米についてご自分のお好みを語ってくださるお客様がお見えになると、いつも感心させられていましたが、お好きな花酵母について話してくださるお客様は初めてでした。コンペティション受賞したばかりの商品購入いただきました。
香港からのお客さま
ご家族でのご旅行中とのことでした。ネット検索で天吹の酒蔵見学のことをお知りになりお越しくださったとのことでした。
英語と中国語でお話しになられていたので、翻訳アプリを利用しましたがお客様の反応を読み取るのが難しく、言葉の壁を感じました。
蔵見学では、製造工程図をお渡しし、工程順に現場をご案内しました。冷蔵庫をご案内した際には、開けた瞬間にお酒の香りがして喜んでくださいました。暑い日でしたので、涼しく大きな冷蔵庫にお入りになり、お子様と楽しそうになさっていました。
見学では、「見る」ことと話を「聞く」ことが中心になりますが、香りを感じていただいたり、古い道具を触っていただいたり、時期によりますが、醪の発酵する音を聞いていただいたり、冷蔵庫の大きさや冷気を感じていただいたり、わざわざ来ていただいたからこそ感じていただける経験を通して、楽しんで帰っていただけたらと思います。
お車でお越しのため、奥様が試飲をなさいました。
写真をご覧になりながら、どの花酵母が使用されているか、興味を持って飲んでくださっているようでした。
純米吟醸いちご酵母生、金賞受賞酒純米大吟醸愛山をご購入いただきました。
同じ時間帯で2組、滋賀県、熊本県のお客さま全員での写真を撮影させていただきました。
滋賀県のお客様
皆様、日本酒通でいらっしゃるようで、蔵見学のご経験もおありでした。ご旅行中とのことでしたが、天吹を飲んたことがあり、酒蔵見学においでくださいました。
辛口のお酒、甘口のお酒、熟成したお酒、それぞれのタイプのお酒の良さを熟知していらっしゃり、グーループの皆様で分析、コメントをなさりながら試飲を楽しんでくださっているようでした。
知識の深さだけでなく、特にお酒の良い点をしっかり感じ取って褒めながら仲良くお酒を味わっていただく様子が、とてもポジティブで素晴らしいと感じました。
ご購入は、金賞受賞酒純米大吟醸愛山、純米大吟醸愛山の受賞商品、夏に恋する特別純米、純米大吟醸linen、日下スパークリング等でした。
お土産に加えて、ご旅行中に皆さんで飲まれるお酒もご購入いただきました。
熊本からのお客様
以前見学にお越しのアメリカ人のお客様が、日本人の奥様とアメリカのご家族を連れて、見学に来てくださいました。
明後日に結婚式を控えられているとのことでした。来日されたご家族の皆様との限られたお時間の中で、ご家族を天吹にお連れしようと思ってくださったことが、本当にありがたいことだと感じました。
前回お見えになったアメリカ人のお客様が、ご家族への通訳をしてくださいました。
純米吟醸いちご酵母生、純米大吟醸バナナ酵母生、金賞受賞酒純米大吟醸愛山、山廃純米雄町と、皆様違うタイプのお酒を気に入られたようでした。金賞受賞酒純米大吟醸愛山、純米大吟醸バナナ酵母生、純米吟醸いちご酵母生をご購入くださいました。
鹿児島からのお客様
コロナ前に蔵見学に来てくださったお客様が、始めてお越しのお客様をお連れになり再訪してくださいました。
鹿児島県指宿市で小料理「椿庵」を経営、利き酒師の資格をお持ちだそうです。
お連れのお客様によると、素晴らしい利き酒のスキルをお持ちで、周りから厚い信頼を寄せられ、天吹をご愛顧いただいていること、大変ありがたいと思います。
皆様、日本酒を好きでいらっしゃるようで、終始楽しそうにご見学くださいました。
特定名称酒の種類や麹の役割についてのお話等、普段日本酒を召し上がる場所ではなく、酒蔵の中という非日常感のある場所でお聞きになり、より一層、日本酒に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。
ハンドルキーパー以外の3名様が試飲をしてくださいました。
まず、純米吟醸雄町生、夏に恋する特別純米、純米大吟醸linenを紹介し、燗酒に適した日本酒の話題が出ましたので、山廃純米雄町を冷蔵庫で保管していたものと、燗をつけたものを飲み比べていただきました。
香り立ちの違いに驚かれていました。
純米吟醸いちご酵母生、純米吟醸雄町生、純米大吟醸愛山、夏に恋する特別純米生、純米大吟醸バナナ酵母生、桃のリキュール等、1升瓶や4合瓶でたくさんご購入いただきました。
東京からのお客さま
工場見学等、ものづくりの現場をご覧になるのがお好きで、ご旅行でこちらにお見えになるのに際して、お調べになったところ、天吹酒造の酒蔵見学を見つけられたとのことです。
味噌づくりの現場を見学なさったことがおありだそうですが、日本酒の酒蔵ははじめてとのことでした。
また、古い建物がお好きとのことで、酒蔵だけでなく、築100年以上の建物や中庭、樹齢300年を超えるけやきの樹など、随所を慈しむように丁寧に見てくださっていました。
麹室の前で酒造りの工程のお話をお聞きになりながら、味噌を手作りされていたお祖母様のことを思い出され、手間暇をかけて作られた昔からある日本の食文化の価値をしみじみと感じていらっしゃるようでした。
日本酒はもともと神様にお供えし、五穀豊穣や国家安寧、家内安全などを祈るために造られたというお話や、乾杯の席では、日本の神様に皆様のご多幸を祈念するのだから、他のアルコール飲料よりも日本酒で乾杯をお願いしますというPRをし、佐賀県の「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」についてご紹介いたしました。
納得しながらとても興味深そうに耳を傾けてくださいました。
お越しになる前にお調べになって、純米吟醸雄町生に興味を持ってくださったとのことで、試飲していただいた時には、香りの良さに驚かれていました。Kura Master 受賞酒の純米大吟醸愛山の試飲の際には、とても飲みやすいと感想を述べられた後に、娘さんと飲みたいと仰っていました。大切な方と一緒に飲みたいと思っていただけるような日本酒との出会いをしていただけて、とても嬉しくなりました。
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