大吟醸酒の搾り始まる
吟醸酒とは吟味して醸すという意味です。
それに大がついているのですから蔵元は持てる技術の粋を尽くして造ります。
大吟醸を搾った日はよい天気でした。
大吟醸は春の全国新酒鑑評会、秋の福岡局酒類鑑評会出品酒でもあります。
昨年福岡局では吟醸酒、純米酒の部門でダブル金賞をいただきました。
1月中旬当社を見学においでいただいた方々は麻布に拡げられ清冽な朝の空気にさらされた小粒の蒸米をご覧になりました。あの酒米がお酒に変身したのです。
品評会出品酒や1万円(1800ml)で限定販売する大吟醸は「吊るし取り」という特別の方法で搾ります。
搾るという表現より「シミ出てきた雫を集めた酒」といった方が適切かと思います。
仕込んでから32日前後、5〜10℃の低温で徐々に徐々にかぐわしい薫りと酒精分を花酵母が醸し日本酒になったのです。
酒袋と呼ばれる袋に「目標の香味と味のバランス」に整った醪を入れます。
小ぶりのタンクに紐で吊るします。酒袋の編み目からシミ出た日本酒がぽたぽたとタンクに溜まります。
それを斗瓶(とびん)と呼ばれるガラス瓶に貯蔵します。垂れ落ちてきた順番に集めNO.1〜3と順号を付けます。
同じタンクから搾った酒なのに微妙なバランスの違いがあり、私たち専門家の舌で味わうと優劣があります。
品評会出品酒や市場価格1万円(1800ml)クラスになると吊るし取り(しずく搾り)にこだわります。(10人で割り勘すれば千円、たまには飲める金額です)
普通酒を量飲むより「優れた味を持つ酒を時々味わう」ことは大事です。多彩な環境が人を育てるのと同じです。
市販酒は全体を一括して搾ります。
搾って袋の中に残った酒粕を取り出します。
これを再度醗酵させ、蒸留し、4年間熟成させたのが 4 years old と命名された粕取り焼酎です。
オンザロックで飲むとグーです。
大吟醸と称するためにはお米を50%以上磨く(精米)ことが義務付けられています。
当社では60%カットし残った40%で酒を造ります。
50%磨きでは大吟醸と言わないのが蔵元の心意気かな。
お米の中心部には純粋のでんぷん質が多く、品位のある酒が出来る可能性が高いのです。しかし、製造技術は高レベルが要求されます。
蔵開きでみなさまに堪能し、お買い上げいただいた大吟醸、今年も素晴らしいできです。 時間 14:00-17:00 5時終了です。お好きな時間帯にどうぞ 場所 天吹酒造場内 会費 1,000円 募集人員 予約制100名限定。 申込は電話 0942-89-2001 担当金子まで e-mail info@amabuki.co.jp 満席になり次第締め切ります。
4月16日土曜日 春の大試飲会を開催します。
(写真は26日、9:00 梅の開花状況です。)



飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。