天吹酒造合資会社

全国新酒鑑評会の勉強会が佐賀県酒造組合で開催されました。


全国新酒鑑評会出品酒は１酒造場1点ですから出品酒を選ぶのに社内予選、県内予選、地区予選などに数点出品し安定した成績の酒を選びます。
全国の蔵元が金賞目指して競争ですから熾烈です。

22日開催された酒造組合主催新酒研究会では好成績でした。
この品質を維持し全国新酒鑑評会で花を咲かせることが出来るかどうかです。

当社は8年連続入賞（金賞3回、銀賞5回）です、ここで途切れるわけにはいけません。
5月23日が全国の結果発表の日です。昨年は875点出品され金賞は244点でした。

日本酒は搾った後も大事です。 斗瓶の底にうっすらと沈殿した澱の中には酵母菌、酒中にはまだ活性酵素が働いています。
冷暗所に保存して微妙な味のバランスが整うのを待ち澱引き後火入れ殺菌します。
この後工程を怠ると数ヶ月の努力がパーです。

日本酒は文化でありお米の芸術品です。
杜氏を初め蔵人の心粋を感じて味わっていただきたい。

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