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福興支援酒 絆伝心 11日完売しました。

更新日:2012/03/13
3月11日 福興支援酒 絆伝心 完売しました。
ありがとうございました。 
はるばる宮城県から佐賀の地に運ばれた「イセヒカリ」という銘柄のお米が酒になりました。


日本人の先祖はお米で酒を醸し、神に供え、国家安寧、五穀豊穣、家内安全などを祈念しました。
神さまが飲まれた酒を共に飲み、カミさまのおかげを得たと感謝したのです。
酒は、カミとヒトとが「相嘗(あいなめ)る」最高のご馳走なのです。
そこには自然の畏怖から守っていただく願いと感謝(祈願と加護の契約関係)が存在していました。

もとより日本酒は「カミに供え、カミと共飲する」ことに始まります。
乾杯の発声の前に「みなさまのご健勝とご多幸を祈念して」というのも、そこにカミの介在を黙認していることに相違ありません。
日本人が日本の神さまにお願い(祈念)するならば乾杯の酒は日本酒でしょう。

明治時代、文明開化への過剰反応でシャンパンやビールに走ってしまいました。
今一度「日本酒で乾杯」の文化構築を図りましょうよ。


前にも書きましたが支援酒造りの話

「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」委員、西村さんからお聞きしました。
宮城県北部登米市で酒米「イセヒカリ」を栽培している千葉さんは県南部の農作物から放射性物質が検出されずと聞き作付けした。
しかし、風評被害なのか引き取りを断られました。

佐賀に避難経験がある砂子さんがその話を聞き「なんとか力になりたい」と「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」の西村さんに相談、西村さんは天吹酒造へ、天吹酒造は「放射性物質が検出されない証明があり、少しでも被災地の力になれば」と引き受けました。



このお酒がみなさまのお手許に届くまでには

酒造りから参加いただいた佐賀から元気を送ろうキャンペーン事務局のみなさま
ラベル和紙を提供いただいた名尾和紙さま、
ラベルデザイン多良淳二さま
銘柄がひらめいた事務局のみなさま、
ラベル印刷を快く原価で引き受けていただいた音成印刷さま、
ラベル貼りをしていただいた事務局とボランティアのみなさま、
宮城から酒米を無償で運んだ株式会社トワードさま、
販売を引き受け利益の大半を寄付されるひのでや酒店さま、
このほかにも支援の手を差しのべていただいたみなさまが大勢いらっしゃいます。

当社でも売上金の一部を今後の支援活動金としてNPO法人地球市民の会に寄付します。


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