天吹酒造合資会社

第100回、全国新酒鑑評会結果発表がありました。
天吹　裏大吟醸　愛山が金賞を射止めました。当社は連続９年の入賞です。（金賞4回、銀賞５回）
ありがとうございます、これもひとえにみなさまのご支援のおかげです。


全国新酒鑑評会は、1911年（明治44年）に始まり、今年100回目を迎える全国規模の日本酒品評会です。
今回、鑑評会に参加したのは876場の蔵元、１酒造場１点の出品です。
各蔵元、金賞目指し、持てる技術を駆使して挑みます。（今回の金賞は247個）

予審を通過して決審で特に優秀と認められたものに金賞の栄誉が与えられます。技術者として、蔵元としてこんなに嬉しいことはありません。
 
23日廣島で製造技術委員会が開催され、出品酒を試飲に行きました。
酒造りの原料は米、米麹、水です。麹菌というカビ類、酵母菌、乳酸菌などの自然界に生息する菌類の力を借りて醸します。

入賞に漏れた作品、銀賞、金賞作品の微妙な差異を鼻と口（味蕾）で確かめます。
飲んで美味しいが余韻が残り過ぎ選に洩れたもの、欠点がなく入賞の価値はあるが魅力的でないものなど千差万別です。
思わず「これは旨い」と飲み込みたくなる作品もあります。
数百点試飲するのですから全て飲み込んでいたら体力的にアウトになります。
 
「日本酒はこんなに素晴らしい」全国のみなさまに是非出会って欲しい、きっと日本酒に「新しいイメージ」を持っていただけると確信します。
婚活ではないですが「酒活」を盛んにし、出会いの場をたくさん作りたい。
日本酒が好きなみなさま
キリスト教の宣教師のように布教（布酒）活動宜しくお願いします。

当社でも金賞受賞酒の販売をします。その節はまたお知らせします。


全日空のみなさま国際線ファーストクラスに裏大吟醸愛山を搭載していただきありがとうございました。（５月末日まで）