天吹酒造合資会社

酵母も育ちました、麹も出来ました、これからお酒を造る仕込みです。


仕込みは3回に分け添、仲、留と徐々に仕込量を増やし仕上げます。初めにそっと添える量を次ぎに中間、最後はこれで終わりの留、わかりやすいですね。
最初に仕込みタンクの中に酒母と呼ばれる酵母菌を繁殖させたお酒の酛を入れ、麹を入れ、冷やした仕込み水を入れて予定の温度に調整します。
翌日は酵母の繁殖を促すため仕込みは休みです、踊りといいます。酵母さんが踊るように元気になる願いが言葉に詰まっています。

4日間かけて仕込みは終了、今日が1日目です、これから純米酒で25日、大吟醸で30日間酵母さんにお仕事励んでいただきます。
毎日糖分とアルコール分を分析し酵母さん元気かなと診断します、香りや発酵の力、泡の出方なども観察し健康状態をみます、この辺は経験が必要です。
お母さんが赤ん坊を育てるのと一緒です。

酒造蔵内の室温は毎日変化します、冬は寒いので悪さをする雑菌が少なく酒造りには良い季節です。
600kg仕込んで1,800ml瓶のお酒が700本前後出来ます、小ロットだからこそ小まめにお世話が出来て旨き酒が出来ると確信しています。
コストを安く大量に造ることも生き方ですが「この酒は旨いね」と感動を与える価値ある商品を造ることも生き方です。

一日の疲れを癒し、食事を美味しくしてくれる友　日本酒　末永く付き合いたい！

初しぼりまもなく店頭へ、大吟醸冬色　中旬には発売です。
大好評で完売状態の純米吟醸　いちご酵母生、いちご酵母steadyコラボも年末には出荷予定です。
今しばらくお待ち下さい。

旨い酒ございます。
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蔵元小売部にもございます.
平日ＯＰＥＮです。（土日祭日は店休日）　10:00-17:00
12月は土曜祭日営業します。（日曜日店休日）