天吹酒造合資会社

ぬるめに燗した日本酒もより美味しく感じる今日この頃です。


まだまだ飲酒運転が無くなりません。
代行運転を頼んだが待ち時間30分、家が近く夜も遅いのでと大丈夫だろうと運転。
お店から奥様に迎えを頼んだ、時間があるので飲んでいた、奥様から携帯へ「駐車場に到着した」との電話に気付かず飲んでいた、奥様の携帯が電池ギル、夜も遅く子供と一緒だったので奥様は帰った、ご主人は迎えが遅いなと奥様に電話、通じない。自分で運転し逮捕された。

正常になれば「何故運転したんだろう」と反省します。あなたの脳がアルコールの影響で正常な判断が出来ない状態だったのです。

「お酒に酔う」というのは、胃で吸収されたアルコールが血液に溶けて、脳に運ばれ麻痺を生じさせることであり、脳の麻痺にほとんど個人差はありません。「お酒に強い」人は「弱い人」に比べてアルコール分解は早いのですが「脳が麻痺している」状態に変わりはありません。
脳が麻痺している時に「正常な運転（動作）」は出来ません。
「俺は大丈夫　酔っていない」と感じる人は「酔っている」と感じる脳が飲酒経験により鍛えられ麻痺しているのです。

「お酒に強い」とはどういうことか
アルコールが胃から肝臓に運ばれ、アルコール→アルデヒド→酢酸→水・二酸化炭素→体外へとなり消滅します。
分解途中のアセトアルデヒドは毒性が強く厄介者、アルデヒド脱水素酵素が活発に働き、吐き気、頭痛などの体調の変化を起こしにくい人が「酒に強い」と言うことです。酵素の働きは個人差が大きいためお酒に「強い人」「弱い人」が生じます。

アルデヒド脱水素酵素の活性が完全に失活した人（アルコールが飲めない人）4％、安定で正常な活性を有する人（強い人）56％、残り40％は弱い人から強い人（ほどほど飲める人）です。
白人や黒人、インド人、アラブ人、トルコ人などは100％アルコールに強い人です。アジア系の民族は多かれ少なかれ弱い人も存在します。

お酒は二十歳になってから

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