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酵母を育てる

更新日:2016/12/09
新人の紹介です
藤本さんは今年佐賀大学大学院を卒業、在学中大学農場で栽培した米、大学の酵母で佐賀大学の酒「悠々知酔」造りを小林教授の指導で仲間と体験、酒造りに興味を持ったそうです。自分が仲間達と造った酒を「この酒旨いね~」と言ったいただく言葉は心に染みます。
人生自分が「興味を持った」仕事をすることは、苦しいことがあるとしても乗り越え、楽しみとすることも出来ます。

彼は酒母造り(酛立て)も担当しています。

酒母(しゅぼ)とは字の如く、酒を造る酵母菌を純粋に大量に育てる工程です。

酒造りの主役は酵母です。当社では固有の特性を持つ花酵母を使っていますので他の酵母菌が侵入することは酒質に影響を与えます。もし初期段階で酵母菌が混在したら力の強い(繁殖力旺盛)菌が占拠します。目的の酵母菌は繁殖できず目的と異なった酒になってしまいます。

酵母が繁殖するための栄養源は甘酒です。甘酒を造り、雑菌の繁殖を防止するため、天然の乳酸を入れ、甘酒を酸っぱい環境にします。

酸っぱい環境下では味や香りを損なう雑菌は繁殖出来ず酵母は繁殖出来ます。天が与えた人間への贈り物だと思います。

写真はフラスコに前培養した酵母菌を酒母タンクに添加です。現代流の方法では約8日間で酵母は育ちます。
伝統的な生酛、山廃造りは約1ヶ月の時間を掛けて酵母を育てます。
(写真はクリックすると拡大します)

「初しぼり」発売開始
新酒と言えば荒々しくまだ未熟な味を想像しますがツルバラ酵母は華やかではありませんが穏やかな風味と新鮮な味わいを提供してくれます。
味わいもやさしいです、仕込み水が軟水のため穏やかな味わいなのでしょう。
平盃、オシャレなグラスに注ぎまず一献いかがでしょうか。花言葉は 愛 いつも美しいです。 

価格は1800ml 1,920円(税抜価格) 720ml      972円(税抜価格)

大吟醸 冬色 発売開始中!
色シリーズ第一弾は「冬 色」
気軽に大吟醸に親しんで欲しい、いち早く新酒を楽しんでいただくため一般新米(夢しずく)を40%まで磨き、アベリアの花酵母で造りました。

大吟醸固有のお米の芯だからこそ味わえる自然の甘さと、アベリアの花酵母が優雅で華やかな香りを表現しました。新鮮な香りと味を表現するため で出荷します。

1,800ml  3,200円(税抜き価格)   720ml  1,600円(税抜き価格)


蔵開きの日程が決まりました。
平成29年 1月28,29日 2月4,5日です。
お出かけお待ちしています。


ネットショップもございます
お近くに買える店が無い場合ご利用下さい。


蔵元小売部もございます.
12月のみ土曜日営業中
日祭日は店休日 10:00-17:00

旨き酒揃っています。


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