天吹酒造

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2021/11/05 会長日記

麹が出来ました 出麹


出麹といいます
室に入れ種麹菌を散布して48時間後です。お米の表面が菌糸で覆われ白いです。
菌の繁殖熱で米麹は32℃から42℃まで上昇しました。最高温度目標42℃を10時間前後保つと酒造りに重要な酵素類が適量蓄積します。
冷やして麹室から外に出します。米麹は42℃程度あり手を入れると暖かいです。手のひらにその温かさが伝わります。

「良く育ってくれたね、これから旨き酒造り頑張ってね」と声を掛けて空気に触れさせながら冷やします。ほんのりと栗の香りが漂います。
米麹の中に蓄積された酵素類が働き、お米のデンプンを糖類に変え、それを酵母菌が食べてアルコールを造ります。発酵です。
お米を溶かす酵素も存在します。液化酵素と言います。

日本全国の日本酒・焼酎蔵の酒蔵見学がオンラインで楽しめる非日常体験
Webメディア「蔵開き.JP」が開催します。
【タイトル】 花の酵母で醸す蔵 天吹酒造「大試飲会」
【開催日】 11月27日(土)15:00-16:30
【申込締切】 11月21日(日)
【定員】 200名


「天吹 純米大吟醸 金 色」
製造方法:純米大吟醸、原料米:山田錦、醸した酵母はアベリア、日本酒度は+4と標準的、酸度・アミノ酸度は1.5〜1.4と味わいはあります。
生詰状態なので瑞々しい味わいと品位ある香りが口中を駆け巡ります。
720ml    1,760円 1,800ml   3,520円

「天吹 純米 雄町 ひやおろし」
製造方法:純米、原料米:岡山県産雄町、醸した花酵母はコスモス、日本酒度(甘辛度)は+3と中庸、旨み成分アミノ酸1.5と豊富、酸度1.7と多めである。このアミノ酸と酸度が丸みのあるしっかりした旨みを表現している。
720ml    1,430円 1,800ml   2,860円


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