天吹酒造

おしらせNEWS

2021/11/26 おしらせ

蔵内風景


仕込み終えたタンクは発酵が終了する30日間 お世話が必要です。
醪の品温制御はプログラムを組んで自動的に行います。タンクに巻いてある白いジャケットの中を冷たい水が巡回しON OFF、設定された温度帯を保持します。

タンク内の醪は発酵により熱を出します、放置すれば品温は30度以上に上昇しやがて自分が造ったアルコール濃度により酵母の死滅に繫がります。品位ある香りと味わいの酒を造るため当社の大吟醸は最高温度12.5度程度を維持、発酵が終盤に近づくと発酵も穏やかになり、品温も下降します。昔々寒い寒い冬に薫りの良いお酒が出来たのでしょう、その発見により日本酒の品質が向上しました。

毎朝、タンクを覗いて、泡の状態、香りを嗅ぎ観察、以前は櫂棒で攪拌し物量や温度など均一化を図っていましたが、お米の磨きが白くなり、かき回すことで蒸米の糊状化を避けるため現在櫂入れは初期のみです。「櫂で潰さず 麹で溶かせ」と言う格言もあります。
もちろん器機による成分分析で醪の体調管理をします。

「しぼりたて」「冬に恋する純米大吟醸」「日下無双 スパークリング」など発酵中です。
新米造りの新酒、発売されたら是非御賞味下さい。

日本全国の日本酒・焼酎蔵の酒蔵見学がオンラインで楽しめる非日常体験
Webメディア「蔵開き.JP」が開催します。
【タイトル】 花の酵母で醸す蔵 天吹酒造「大試飲会」
【開催日】 11月27日(土)15:00-16:30
【申込締切】 11月21日(日)
【定員】 200名


「天吹 純米大吟醸 金 色」
製造方法:純米大吟醸、原料米:山田錦、醸した酵母はアベリア、日本酒度は+4と標準的、酸度・アミノ酸度は1.5〜1.4と味わいはあります。
生詰状態なので瑞々しい味わいと品位ある香りが口中を駆け巡ります。
720ml    1,760円 1,800ml   3,520円

「天吹 純米 雄町 ひやおろし」
製造方法:純米、原料米:岡山県産雄町、醸した花酵母はコスモス、日本酒度(甘辛度)は+3と中庸、旨み成分アミノ酸1.5と豊富、酸度1.7と多めである。このアミノ酸と酸度が丸みのあるしっかりした旨みを表現している。
720ml    1,430円 1,800ml   2,860円


天吹ファンクラブに登録いただければ情報発信いたします。
蔵元小売部 旨き酒揃っています。営業時間:9:30-16:30  
土日祭日は店休日 12:00-13:00 お昼休み 
ネットショップもございます 
お近くに買える店が無い場合ご利用下さい。

 
一覧
ページトップへ