天吹酒造

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2022/02/25 会長日記

酒造りの話「濾過」

搾ったまま自然の美味しさを楽しむため出荷する商品もあり「無濾過」と表現します。

一般的にはお酒を搾ったら酒粕などの浮遊物質等を除去するため微細な穴目を通して濾過します。
むかしむかし、味と色合い調整のため活性炭素など使用していましたが現在は使いません。お米の磨きが白くなり雑味も少なく品質が向上したからでしょう。

日本酒本来の色は淡い黄金色をしています(写真右側)
原材料の米麹、胞子の色は黄色〜黄緑色を帯びていますが酒造りに使用する麹は麹室での在室時間が48時間と短いので白色に見えます。
精米歩合を60〜33%まで磨くと雑味も少なく酒の色合いも淡いです。
蛇の目の利きちょこに酒を注ぎ透明度を目視することが出来ます。昔ながらの方法です。

年月を経ると酒の色合いは濃くなり紹興酒風色合いに。
味わってみて、旨みがあれば熟成、まずければ老化です。人も老化せずに熟成したいものですね。

お酒は日光と温度に弱いです。
品質保持のため冷暗所保管が必要です。開栓したら2週間以内に飲みきりましょう。空気に触れると品質劣化は進みます

天吹 恋する春の純米大吟醸
あふれ出る情熱を感じさせるリッチな旨みと初恋を思い出すような爽やかな酸味はまさに恋の味わい。
1,800ml 3,300円(税込価格)
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天吹 純米大吟醸 春色 生  
華やかでフルーティ、春の風をイメージ
1,800ml 3,300円(税込価格)
   720ml 1,650円(税込価格)


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