酒造りの話「貯蔵熟成」
昔はお酒を熟成させるためタンクで貯蔵熟成をしていました。
昨今、ワインのように吟醸酒などはタンクで貯蔵せず瓶詰した状態で冷蔵庫保管熟成も多くなりました。瓶囲いと表現します。
タンク貯蔵より、貯蔵面積が広くなりコストが上昇するのが悩み、しかし品質的にはプラスです。
タンク貯蔵は貯蔵時、濾過火入れ、瓶詰時に濾過、火入れと空気に触れる機会が多いです。
当社には大正末期に造られ国の登録文化財に指定された地下貯蔵庫があります。品質保持のため先々代が計画実施しました。
二棟あり現在は冷房して瓶囲い、タンク貯蔵の冷蔵庫として活用しています。（写真参照）
写真左のタンクは昭和42年（1971年）の表示があります購入から52年経過、永年働いていただいています。
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