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2023/09/29 会長日記

会長日記 男性の平均寿命通過

 両親に健康な体に産んでくれたことを感謝します。
男性の平均寿命81.05歳になったので日本酒飲みながらあれこれ考えました。尊厳死とは「自然な状態にちかくして最期を迎える」死のことを言います。

具体的には、延命治療を行わず、「生存状態を延長する」のではなく「ケアを行い、より本人の望む形で最期を迎える」こと。
ただし無条件に行えるものではなく、
・本人が尊厳死の希望を表明していること
・最後が近いことがわかっていること
・家族も尊厳死をすることに同意があること

 医師から処方された致死薬を患者本人自身が体内に取り込むことによる死は合法だと私は思いますがお医者さんは自殺関与・同意殺人に問われるそうです。

「死」は誰にも必ず訪れることで、関係のない人はいません。
本人が熟慮を重ねた上で決めた選択なのか、自分がどんな最期を迎えたいか日頃から考え、家族にもその意志を伝えておくことが大事ですね。我が家では夫婦共々延命治療なしで合意しています(^_^)

 安楽死や尊厳死、死ぬ権利の是非について、日本での議論は平行線のままのようです。医療業界では、治療して一日でも長生きさせるのが業界の使命なのでしょう。本人の意志で薬を貰い眠るが如く旅立つのがなぜ悪いのか?

「日本では死がタブー視されすぎている」と思いませんか。ある日、男性の平均寿命を迎えるに当って日本酒飲みながら考えたことです。

日本の文化や宗教において、命の尊さや自然死を受け入れる考え方が根強くあり人間の意思による命の終わりを決定する死は容認されないのでしょうか。
高齢者や重病の患者に対して家族や医療従事者の意向によって安楽死が進められるケースで倫理的問題が発生する恐れがあるのでしょうか
医師や他の人が安楽死を行うと違法行為となります。法的規制は、倫理的な観点だけでなく、社会全体の秩序や安全性を守るためあるのでしょう。私の見た物語で家族が揃って、自らの意志で薬を飲み家族とお別れをした尊厳死の場面が脳裏に浮かびます。

数年後、認知症患者さんは65歳以上高齢者の20%(700万人)と推定されています。
認知症にならないための対策として、読書、ゴルフ、異業種交流、睡眠、適量飲酒、バランスの取れた食事、健康管理、脳の活性化のため生涯現役を心がけたいと思います。為せば成る、為さねば成らぬ、なにごとも〜の精神で精進します。

 私はHPお知らせ担当で毎週金曜日に更新中、古くは2000年8月7日から見ることが可能です。時間のあるときに23年間掲載見てね!
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(写真は中川みどりさんが佐賀県酒造組合の行事でお招きしたとき、組合員参加者一同仮装したとき私の出で立ちです)

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