天吹酒造

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2018/02/23 会長日記

辛口の酒を造るためには

お客さまに質問します「昨今酒は辛口が好き」というお客さまが多いです。

今仕込んでいるこのタンクの酒を辛口に仕上げるにはどうしたら良いでしょうか? 使ってる原料は米・米麹と仕込み水だけです。
お客さまはおっしゃいます「酵母を多めに使う」「米を少なくする」「温度を高くする」などなど。

当社では純米吟醸酒、通常25日前後で風味が整い搾ります。
辛口にするには醪の中に残っている糖分を少なくすれば甘味が少なくなって辛口に感じます。
そこで酵母さんにあと5日間残業をして欲しいとお願いします。酵母さんは了解とせっせと働き残っている糖分を食べアルコールに変換し甘味が少ない辛口の酒に仕上がります。

お客さま「なるほど!」と納得されます。
酒造りのメカニズムを理解すると酒の味が一段と美味しく感じるから不思議です。

天吹超辛口特別純米酒 生

日本酒度で+12まで発酵させました。
甘味は感じません。
超辛口だが口当たりはやさしい、ピリ辛、薄辛ではありません。お米の旨さを活かしました。
何故、どうして?
一つには仕込み水が軟水でやわらかい味わいを表現してくれます。ご先祖様からの贈り物です。

みやき町ふるさと納税返礼品 大吟醸 「茂安公」
上峰町 ふるさと納税返礼品 純米吟醸「鎮西八郎」
 
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