天吹酒造

おしらせNEWS

2024/10/25 おしらせ

9月蔵見学のお客様


滋賀からのお客様
京都で天吹を飲んでいただいたのをきっかけに蔵見学に来てくださいました。酒蔵見学のほかにも、麹づくりや酒米の田植え等豊かなご経験をお持ちで楽しみながら知識を深めていらっしゃるご様子がとても素敵でした。

もともとワインがお好きで召し上がる機会がたくさんおありだったそうですが、ご経験が深まるのにつれ、召し上がるお酒の世界も広げていかれたのでしょう、ワインだけでなく日本酒とおいしいお料理とのペアリングを楽しんでいらっしゃるようです。

お料理と日本酒が、ワインとはまた違う形で互いの良さを高め合うのを実体験され、日本酒にも興味をお持ちになり牡蠣と日本酒の相性の良さについて熱く語っていらっしゃいました。
自然と共生しながら麹や発酵のはたらきを巧みに利用して造られた日本酒のことを、知恵の結晶だとしみじみ表現なさっていたのが深く記憶に残りました。今年は日本酒強化年と心に決めて、見聞を広めていらっしゃる最中とのことでした。
お買上げいただいたお酒をご親交のある方と召し上がるのを楽しみにしてくださっているようです。
 
海外からのお客様
イギリスからのお客様とフランスからのお客様でした。
見学が始まって間もなく、カタコトの英語で「flower yeast」と説明をしようとしたところ、お客様から「花酵母」と日本語での相槌をいただき、大変驚きましたが、伺ってみると、お二人とも日本酒の先生とのことでした。約1ケ月間をかけて日本各地の酒蔵や焼酎蔵を訪ねたり、焼酎の勉強会に参加なさったりという旅の途中のご訪問でした。
 
日本酒に関する用語は日本語でご理解なさっており、こちらからの説明は不要なほど、酒造りについて深くご存知でした。
試飲中に、海外で天吹を召し上がっていただいた時の動画を見せていただきました。
お祝いのパーティらしきシーンで、純米吟醸いちご酵母生、純米大吟醸バナナ酵母生、純米大吟醸りんご酵母、超辛口特別純米火入れ、吟乃紅衣といった天吹のボトルばかりがずらりと並んでいました。

海外に「天吹」尽くしのパーティを開いてくださる方がいらっしゃると知り、とても感激しました。
これまでに召し上がった天吹の日本酒の中では、バナナ酵母がお好きだそうです。
 
国際的なコンペティションでのジャッジのご経験がおありで、その他にも、海外の弊社のお取引先様とも親交がおありだったり、ポッドキャストの番組のホストとして日本酒についての情報を発信なさっていたり、お二人ともご活躍の場が大変広いお客様でした。

佐賀県内、富士町からのお客様
料理教室の現地研修ということで、20名様のお客様をお迎えいたしました。以前発酵について学ばれたそうで、天吹も参加している「佐賀県赤酢プロジェクト」の赤酢をきっかけにお越しくださいました。
 
天吹の日本酒は、花酵母の個性を利用し、バリエーションが豊かなので、日々の献立に相性の良い日本酒を選んでいただくことが可能で、また、適度な量のお酒は、お料理をよりおいしくするというお話に、皆様、頷きながら耳を傾けてくださっていました。

普段から料理教室で研鑽なさっている皆様ご自慢のお料理に、ぜひ天吹の日本酒を合わせて、食卓を囲んでいただけたら嬉しいです。
 
試飲は、純米吟醸雄町生、純米吟醸いちご酵母生、生酛純米大吟醸雄町をご紹介しました。
同じ酒米の雄町を使用している日本酒でしたが、使用している花酵母が違うと味わいが変わることを、飲み比べて実感していただきました。

女性のお客様でしたので、お花を好きでいらっしゃる方が多かったようで、花酵母の説明には、ひときわご興味を示してくださり、どの日本酒に、どの花酵母が使われているか、確認しながら召し上がってくださる方が多かったです。
気に入ってくださったお酒を呼ぶときも、花酵母の名前で呼んでくださっていました。

長崎からのお客様
日本酒を普段から飲んでくださっている方が多く、ご到着直後から、小売スペースに並ぶ商品にも大変なご興味を示してくださいました。明るくエネルギッシュな方ばかりで、終始笑顔溢れる蔵見学でした。
 
お客様の中には、偶然、お見えになる1週間前にご旅行先で天吹飲んだとお話しをしてくださるお客様がいらっしゃいました。
他にも、天吹に縁の深いお客様がいらっしゃいました。お父様が65年前、天吹で働いてくださっていたそうです。弊社の会長曰く、思い出せば優しい顔立ちの酒造り蔵人さんでしたと。

天吹の建物の多くは、100年から150年前のものなので、きっとお父様がご覧になったであろう景色を見ていただけたのではないかと思います。酒蔵、中庭、主屋、その他の登録有形文化財の建物を丁寧に写真に収めていらっしゃいました。撮影なさった画像は、お母様にもお見せになるとのことでした。
ご両親をとても大切に思っていらっしゃるのがこちらまで伝わってきました。
 
皆様お待ちかねの試飲では、楽しく賑やかに全員で「おいしいね!」の瞬間を共有していただきました。
先に試飲なさった方が、まだの方に、「おいしいから飲んでみて!」と、どんどんおすすめしてくださり、皆様、楽しそうに味わってくださいました。この先もまだまだ楽しいご旅程がおありのようで、見学後の旅程で、皆様で飲んでいただくご予定のお酒やお土産にするお酒等、皆様にたくさんのお買い物をしていただきました。

熊本からのお客様
日本酒にご興味をお持ちで、天吹を飲んで気に入ったそうです。
大学院で勉学に励まれ、今後の進路として日本酒に関わるお仕事にもご興味がおありのようでした。
既に日本酒検定の資格をお持ちで、さらに上の資格取得を目指してお勉強を続けていらっしゃるとのことでした。
身近に日本酒党の方が少ない中、普段から日本酒を召し上がってくださっているそうです。
 
ちょうど酒造りシーズンスタートのタイミングで、少しずつ活気を増していく蔵の臨場感をすこし感じていただけました。醪はまだ見ていただくことができませんでしたが、三段仕込みの途中、仲添をご覧いただきました。

もみじがお好きとのことで、中庭の景色を褒めていただき、写真に収めていらっしゃいました。
大切に手入れを重ねてきた庭の美しさや、自然の恵みや季節の移ろい、人々の手間暇をかけた努力が詰まった日本酒の味わいが、若い世代のお客様の心に響き、楽しんでいただけるのは大変喜ばしいことだと思います。
 
試飲では、酵母は同じオシロイバナの花酵母を使用し、酒米が異なる金賞受賞酒純米大吟醸山田錦、純米大吟醸愛山を飲み比べていただきました。利き酒していただいた日本酒がいずれも、それぞれに違う特徴を持っていることを面白く感じていただけたようです。
試飲後は純米大吟醸愛山をご購入いただきました。

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蔵元小売部 旨き酒揃っています。営業時間:8:00-18:00    
土日祭日は店休日 12:00-13:00 お昼休み
ネットショップもございます 
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