日本酒の紀元はいつ?

弥生時代には稲作が日本全土に拡がり、2000年前頃から秋になると稲穂が黄金色に輝き頭を垂れる風景が現代まで続いています。
奈良時代には米麹を使った酒造りの原型がありました。
平安時代、鎌倉時代、室町時代、戦国時代、江戸時代と時は流れ、江戸時代「酒株制度」で酒税の徴収も始まり、日本酒は庶民の身近な存在となり、お燗酒を楽しむため酒器も普及しました。
明治時代になると「酒株制度」は廃止され新たに酒造免許が取得できる環境になりました。
昭和になり戦争が勃発、国から酒米の使用制限、酒造場の休業などの制限があり、国は酒税確保のため、如何に米を少なく使って日本酒を造るか、方法として「三倍醸造酒」が許可されました。当時「品質を下げる」と反対でしたが、日本酒を飲みたいとの民意は強く、抑えられませんでした。豊になった高度成長期にも製法が残った結果、日本酒の低迷原因の一つになりました。
1980年代に純米酒、吟醸酒に注目が集まり「日本酒は美味しいね!」と知られるようになり、和食ブームで日本食はヘルシーと世界に注目され日本酒の輸出も多くなりました。
お正月に御神酒をいただくように、日本酒は酔うためではなく「日本の神さまと一緒に暮らす」ために必要な存在で神棚には日本酒が供えられ、神事が終わると神さまからの「おさがり」として神さまとご相伴にあずかることが出来ます。日本酒は私たちと神々をつなぐ、大事な存在です。お祝いごとの「乾杯」は日本酒から始めましょう、日本人らしさのために!
お知らせ
「新春蔵開き」は2月1,2日(土日)の予定です。詳しくは1月4日HPに掲載しました。ご来場お待ちしています。
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「世界の人に旨い日本酒を味わっていただきたい」と思っているあなたを募集しています。
日本酒を世界へという未来を共に創りませんか?

蔵元小売部 旨き酒揃っています。営業時間:8:00-18:00
土日祭日は店休日 12:00-13:00 お昼休み
ネットショップもございます
お近くに買える店が無い場合ご利用下さい。
蔵見学も予約いただければ案内いたします。