酒蔵や酒屋にあるあの丸い玉は何?
松の葉の穂先を束ねボール状にした、酒林(さかばやし)または杉玉(すぎだま)と呼ばれるこの造形物は、もともと酒蔵が、新酒が出来たことを知らせるためのもの。吊るされたばかりの酒林は青々としていますが、酒の熟成が進む頃には、穂先が枯れて次第に茶色くなります。酒店のほか居酒屋の軒先でも見かけますね。
何十年何百年と続く、歴史ある酒蔵や酒屋は外観だけでも風情のあるものですが、その軒下に茶色い大きな玉が吊り下がっているのを見たことはありませんか? 酒蔵にあるあの大きな玉は「杉玉(すぎだま)」と呼ばれるもので、酒屋ならではの意味があって飾られています。杉玉はおおむね2月~3月に飾られ始めます。この時期と言えば新酒の季節。つまり、杉玉には「今年も新酒ができましたよ!」という目印なのです。
緑色(2月~6月ごろ)は新酒の季節、薄い緑(初夏~夏ごろ)は夏酒、枯れた茶色(秋ごろ)はひやおろしの季節というように、日本酒造りの時期と杉玉の色は同調しているといえます。季節の移り変わりとともに変化していく杉玉の色を見て、日本酒の熟成度合いの変化にも気づく、というのはなんとも風情がありますね。
新春蔵開き 2月1(土)、2(日)です。
予約の必要はございません、プレミアム角打ち、蔵見学、手作り作家さんの展示即売などお楽しみください
詳しくは1月4日HP ー新春蔵開きのおしらせー に掲載しました。
https://www.amabuki.co.jp/news/000787.php
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蔵元小売部 旨き酒揃っています。営業時間:8:00-18:00
土日祭日は店休日 12:00-13:00 お昼休み
ネットショップもございます
お近くに買える店が無い場合ご利用下さい。
蔵見学も予約いただければ案内いたします。