天吹酒造

おしらせNEWS

2024/12/20 おしらせ

11月蔵見学のお客さま

東京からのお客さま
東京で天吹に出会い、気に入り、今回のご訪問となりました。
九州のご出身とのことで、東京で九州の美味しい日本酒との出会いがあったことを嬉しく感じて、今回の旅程の中でもとりわけ天吹の蔵見学を楽しみにしてくださっていたとお話ししてくださいました。
ご到着時から穏やかでにこやかなご様子が印象的でした。
 
皆様、普段から色々なお酒を楽しんでいらっしゃるようで、日本酒のこともよくご存知で、通常お客様にお出しするクイズ形式の日本酒に関する質問もほぼ全問正解でした。

約25日間かけて発酵する醪のタンクでは、経過日数の異なる醪が揃っていたので、見た目や香り立ちの異なるものをご紹介いたしました。
3日目でお米の形がまだはっきりわかる醪や、注意して耳を傾けていただくと泡の弾ける小さな音が聞こえる醪、香りの良さを感じていただくのにちょうどよいタイミングの醪などご覧いただきました。

試飲では、同じ銘柄の原料米でも使用する花酵母を変えると、日本酒の香りや味わいに大きな違いが生じることを体験していただきました。
さらに純米大吟醸愛山を試していただくと、愛山ならではの柔らかな甘みを感じ取っていただいたようで、先に試飲していただいた3点とは原料の酒米が異なることを納得して味わってくださいました。

韓国からのお客さま
お越しいただいたお客様は、地域のお仲間同士でのご旅行中の皆様でした。前日は別府で温泉を楽しまれ、当蔵の見学後は有田へいらっしゃるご予定とのことでした。

総勢33名様で、13組のご夫婦26名様と個人でのご参加者様でした。
通訳ガイドの方が2名いらっしゃいました。
単に翻訳業務にとどまらず、場を和ませ盛り上げてくださり、大変助かりました。
 
試飲では純米吟醸雄町生、生酛純米大吟醸雄町、純米雄町ひやおろし、発売されたばかりの純米吟醸Knit生、純米大吟醸愛山もご紹介いたしました。試飲は全体の約6割のお客様がご参加くださいました。

海外のお客様は、高級志向のお客様がいらっしゃることもよくあります。今年は国内外の品評会で金賞受賞が続きましたが、英語版の賞状にご注目なさるお客様もいらっしゃいます。一方こちらから特にご案内しなくても、利き酒で実際に味わって気に入られたものが、受賞酒と重なることもよくあります。

たくさんのお客様がお買い物を楽しんでくださり、売場は大変賑わっていました。試飲いただいた日本酒の中では純米吟醸雄町が一番人気で、こちらは国内のお客様にも大人気ですが、海外のお客様も同じように美味しいと感じていただけて大変嬉しく感じました。
 
最後に中庭に戻り、蔵の前で皆様で記念写真を撮影なさいました。
御夫婦のお客様が多く、お二人の記念撮影も多々あり、皆様ポーズ取りにあれこれ指導があり大賑わいでした。
皆様の明るい笑顔と楽しげな会話があふれるひとときとなりました。

福岡からのお客さま
お話しをしていくうちに、皆様が嵐の大野さんのファンでいらっしゃることがわかりました。当日撮影を見守られた会長が、大野さんが酒造りを体験なさった時のお話を語られ、皆様、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

会長のお話の中に、ファンの方がよくご存じの大野さんのお人柄を思い起こさせるものもあったようで、納得しながら聞き入っていらっしゃいました。

お座敷にもご案内し、当時、大野さんも記念撮影なさったという大黒様の前で同じように記念撮影をしていただきました。大野さんが訪れた場所に立ち、ご友人と一緒に思い出を写真に残していただけて良かったです。
 
試飲は1名様のみでしたが、試飲をなさらなかったお客様もご一緒に、グラスに注がれた日本酒の香りを楽しんでくださり、まるで皆さんで試飲をなさっているかのような和気あいあいとした時間をお過ごしいただきました。試飲では純米吟醸雄町生、生酛純米大吟醸雄町、純米雄町ひやおろしと、発売したばかりの純米吟醸Knit、純米大吟醸愛山をご紹介いたしました。
 
お買い物は、人気商品の純米吟醸雄町生や、大野さんが興味深い様子で手にとってご覧になった「天吹 純米吟醸いちご酵母生」をお選びになりました。

オーストリアからのお客さま
今回が3度目の来日で、以前日本酒を召し上がられてご興味をお持ちになり、ご帰国後日本酒について勉強をなさって、国際的な資格まで取得されたそうです。

お勉強の一環で講座に参加なさった時に、天吹を召し上がられ気に入ってくださったのが今回のご訪問に繋がったようです。遥か遠い地で天吹を楽しんでくださっている方々がいらっしゃるだけでも大変嬉しいことですが、好きな酒蔵だと仰ってわざわざ当蔵に足を運んでくださるお客様をお迎えでき大変光栄でした。
 
蔵見学では、発酵中のタンクから漂う香りを確かめられ、先にご自身で香りを分析なさってから、どの花酵母を使用した醪なのかをご確認なさっていました。
奥様は運転の予定があるため、ご主人様が利き酒を楽しまれました。
日本語もすこしおわかりになるとのことで、利き酒をしながらラベルを熱心にご覧になり、精米歩合やアルコール度数などまでしっかりご確認しながらテイスティングを楽しまれました。

会長ご自身のお気に入りの日本酒についてもご質問をいただきました。天吹 純米吟醸いちご酵母生は、スライスしたいちごとの相性が大変良かったとお話しされていました。利き酒なさった中では特に、生酛純米大吟醸雄町がお好きだとのことでした。
お二人とも、会長とご一緒に蔵見学ができたことを大変お喜びで、何度もお礼のお言葉を口にされてお帰りになられました。
 
シンガポールからのお客さま
冒頭、会長が天吹の紹介を始められてすぐご質問があり、会長が10代目であることをご理解なさると、皆様大変お喜びになって拍手までいただき、熱気のある幕開けとなりました。

お客様は終始笑顔を絶やさず、驚きや関心を率直に表現され、何に対してもリアクションを示してくださいました。

また通訳の方も、明るく生き生きとした身振りを交えながお話しになり、場の雰囲気をさらに盛り上げてくださいました。言葉はわかりませんでしたが、ご一緒させていただいている間、皆様のエネルギッシュなご様子に自然とこちらまで明るい気持ちになりました。

多民族国家であるシンガポールでは、それぞれの文化を尊重し合いながら調和を保つことに慣れていらっしゃるためか、皆様の高いコミュニケーション能力が非常に新鮮で、大変勉強になるひとときでした。
積極的に関わりを持ち、自分の思いを言葉で伝えてくださったおかげで、時間をより充実した楽しいものにしてくださったように感じます。
このようなコミュニケーションの姿勢は、シンガポールの方々ならではの魅力だと感じました。

国民性や文化の違いを印象強く感じる機会は多くはありませんが、異なる文化の魅力を経験する貴重な機会となりました。
試飲は、純米吟醸雄町生が大変な人気で、ご購入もたくさんしていただきました。
 
アメリカからのお客さま
お客様によると、ニューヨークで天吹は大変ポピュラーなのだそうで、天吹を知ったうえで、ご訪問くださったようです。日本酒を普段から召し上がってくださっているようでしたが、生酛、山廃、雄町、愛山といった日本酒独特の言葉も、説明を必要とせず理解していらっしゃり、知識の深さに大変驚きました。
 
酒蔵へ向かう途中、中庭を通り抜ける際には、お二人は歩みを緩めて、中庭の景観をじっくりと味わってくださいました。木々が色づき、中庭には秋らしい落ち着いた空気が流れています。

長い年月を経て手入れされてきた自然と建物が織りなす静寂の空間には、遥々お越しいただくお客様を温かく迎えるかのような穏やかな包容力を感じます。
海外のお客様をお迎えする時は残念ながら言葉の面でご不自由をおかけしてしまうこともありますが、こうした風景が私たちの歓迎の気持ちを代弁する一助となっているのであれば嬉しく思います。
 
蔵見学では、発酵中の醪から華やかな香りと発酵中の醪の泡が弾けるところをご覧いただけました。
その後の利き酒はお二人とも体験、途中、会長のお好みについてお尋ねになり、会長は特別な日には純米大吟醸愛山、肉料理に合わせるなら生酛純米大吟醸雄町、野菜や魚料理には純米吟醸雄町生と、一緒に召し上がるお料理や、シチュエーション別に細かく返事を。

利き酒なさった日本酒の印象をお尋ねしたところ、生酛純米大吟醸雄町がいちばんお好みにあっていたようで、純米吟醸knitも印象深かったようで、Excitingというコメントをいただきました。
生酛純米大吟醸雄町、純米吟醸knit、純米大吟醸35龍鳳、前掛けをご購入いただきました。

沖縄からのお客様
お客様にとっては、日本酒よりも泡盛の方が身近な存在とのことでしたが、昔ながらの建物や庭、伝統産業の現場など沖縄ではご覧になれないものをご覧になりたいと思ってお越しくださったそうです。

家屋の造りや庭の木々など至る所で沖縄には無い光景を発見、新鮮に感じてくださったようで、もみじ、けやき、杉などの木も無いとお聞きし大変驚き、日本の風土の多様さを改めて痛感いたしました。

酒蔵の入口で、通常ご着用のご協力をお願いしてお配りするヘアーキャップを皆様、自らご持参してくださっており、製造現場へのご理解の深さに驚かされました。

酒蔵では、オシロイバナの花酵母を使用した純米大吟醸と、大吟醸の醪のタンクをご覧いただきました。発酵が終盤に差し掛かった醪でしたが、時々泡が弾ける様子も確認でき、また良い香りもしており、発酵の生命感を直に感じていただけたのではないかと思います。

泡盛に親しんでいらっしゃる皆様には、アルコール度数15度から16度の日本酒は飲みやすいと感じられたようです。
冬の限定酒でもある新酒の「冬に恋する純米大吟醸生」のテイスティング時には、「どれだけでも飲めそう」とのコメントをいただきました。
また試飲の後半では、日本酒に対するイメージが変わった、と嬉しいご感想をいただきました。
今回の蔵見学や沖縄に持ち帰られた日本酒をきっかけに、皆様が日本酒をお手に取ってくださる機会が増えると大変嬉しいです。

埼玉と上峰町からのお客さま
お申込者様は埼玉からお見えでしたが、ご出身はお隣の上峰町でご一緒なさったのは奥様や上峰のご実家のお父様、お嬢様等、幅広い世代の皆様でした。偶然東京で出会われた美味しい日本酒が天吹だったことがあり、地元のお酒だとわかり嬉しく思ってくださったとのエピソードをお話しいただきました。

お若い女性のお客様が2名いらっしゃり、そのうちのお一人は成人なさって最初に飲まれた日本酒が天吹だったそうです。さらにもうお一方は、20歳のお誕生日を迎えられたばかりで、最初の日本酒体験を天吹で、と計画して蔵見学にお越しくださったそうです。
 
上峰町にお住いのご主人様のお父様は、昭和33年から弊社の前の県道を良くご利用なさっているそうで、地元の歴史や、上峰町ゆかりの日本酒、純米大吟醸鎮西八郎50のこともよくご存じでした。日本酒を召し上がった後の純米大吟醸鎮西八郎50(720ml)の瓶を大切に持っていてくださっていると伺い、父子で地元を深く愛していらっしゃることが伝わってまいりました。

酒蔵では、オシロイバナ、いちご、椿等の花酵母の醪が発酵中でした。
最初にご案内したオシロイバナのタンクで、良い香りを感じ取っていただけたようで、「花酵母の種類が変わると醪の香りも変わるの?」とのご質問をいただきました。

試飲では特に新酒の「冬に恋する純米大吟醸生」味見の瞬間、若いお客様の表情がぱっと明るくなられたのが印象的でした。日本酒とのお付き合いをスタートさせられたばかりの若いお客様をはじめ皆様がこれからも日本酒と供に幸せなひとときを重ねていただけたら嬉しく思います。

長野からのお客様
お申込みはお電話にていただきました。
保留中に流れた音楽をお聞きになり、「会社の歌があるのですか?」とご質問をいただき、ご訪問前から弊社に興味を持ってくださったような小さな交流が嬉しく感じられました。

嵐の大野さんのファンで彼が紅白歌合戦の企画で天吹にお見えになってからずっと来てみたいと思っていたそうで、ご旅行前に当時の映像を再度ご覧になり、蔵見学の予習をしてきてくださったとのことで、ご記憶と重なる景色にもいくつかお気づきになられました。

大野さんが酒造りを体験された、蒸したお米を冷ますためのベルトコンベアーや、麹室等の前でも会長が当時のご様子をお話しされ、当時のエピソードが映像とリンクする場面では、目を輝かせながら楽しんでいただいている様子がとても印象的でした。

ご訪問のきっかけは大野さんでしたが、中庭の景色、古いけやきの木、酒蔵の鏝絵、酒蔵の柱や梁、昔使用していた木製の道具等、歴史を重ねたものへ温かいまなざしを向けてくださり、ご自身の地元、長野の歴史ある建物と比較されながら、しみじみと味わってくださるご様子に、普段から日本の文化や伝統を大切に思っていらっしゃる姿勢が垣間見えました。
 
この日の天気は雨が降ったり、晴れ間が見えたり変化の多い天候で、そのため湿度がすこし高かったせいでしょうか、醪の良い香りが2階にも「ふわっと」広がっていました、ご案内させていただいてすぐ、その芳しい香りにお気づきになり、「フルーティーな良いにおいがする」と何度も口にされました。お二人とも記念に純米吟醸いちご酵母生をご購入くださいました。

天吹酒造では「酒造りをしたい」
「世界の人に旨い日本酒を味わっていただきたい」と思っているあなたを募集しています。
日本酒を世界へという未来を共に創りませんか?



天吹ファンクラブに登録いただければ情報発信いたします。
蔵元小売部 旨き酒揃っています。営業時間:8:00-18:00    
土日祭日は店休日 12:00-13:00 お昼休み
ネットショップもございます 
お近くに買える店が無い場合ご利用下さい。
蔵見学も予約いただければ案内いたします。
 
一覧
ページトップへ