9月蔵見学のお客さま
地元のお客様が、遠方からのご友人と一緒にお越しくださいました。長い年月を経て、お二人が再会される日の訪問先のひとつとして、天吹の酒蔵見学を選んでいただけましたことを、嬉しく思います。
あいにく工事中ではありましたが、現在の酒蔵の様子を可能な限りご覧いただきました。
※後ろ姿のみ、写真撮影のご了解をいただきました

日本酒が大好きで、見学前から利き酒体験も楽しみにしてくださっていたそうです。
ふとした雑談から、山廃についての話題になりました。
日頃から山廃を召し上がる機会も多く、ご自身でも山廃について勉強なさったそうですが、今ひとつわかりにくかった点などをお尋ねいただきました。
「生酛造り」や「山廃仕込み」についての会長のお話に、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
また、会長からは「温めの燗をつけた山廃もおいしいですよ」と、楽しみ方のひとつをご紹介し、興味を持っていただけたご様子でした。



最後に、お二人で扉のステンドグラスの前で記念撮影をしていただきました。
この度のご訪問が、お二人ご一緒に日本酒を楽しまれるひとときにもつながっていきましたら何よりです。
※後ろ姿のみ、写真撮影のご了解をいただきました

佐賀県文化観光連盟様のご紹介で、韓国の旅行会社のお客様をお迎えいたしました。
今回は将来的なツアー商品化に向けた現地視察の一環として足をお運びいただきました。


案内中は皆様笑顔でご見学されながらも、気になったポイントでは足を止め、写真や動画で記録を残していらっしゃいました。
これから訪れるお客様に佐賀で良い時間を過ごしていただくために、皆様ご自身が見て、聞いて、味わいながら、この土地の魅力を感じていらっしゃるのだと思いました。


利き酒体験には、ほぼ全員のお客様がご参加くださいました。
特に、華やかな香りで飲みやすい「天吹純米吟醸雄町生」や、国内外のコンクールで金賞を受賞した「天吹純米大吟醸愛山」の人気が高く、利き酒後のお買い物では、売り場に用意していた在庫は売り切れとなるほどでした。



最後には、会長との記念撮影も楽しんでいただき、皆様笑顔で天吹を後にされました。
今回のご視察で感じていただいた佐賀の魅力が、その先のお客様にも届き、良い旅の時間へとつながっていきましたら嬉しく思います。
大分からのお客様
九州を巡る観光列車「36ぷらす3」にご乗車されたそうで、ご家族でのご旅行を楽しまれている中、天吹酒造へも足を運んでくださいました。
お父様がお酒をお好きなことに加え、六角精児さんのテレビ番組「呑み鉄本線・日本旅」をご覧になり、酒蔵を訪ねる旅に興味を持ってくださったそうです。

見学中には、一度に蒸すお米の量を想像されながら、甑のスケール感に驚いていらっしゃいました。
また、貯蔵用冷蔵庫では、実際に日本酒の香りを感じていただき、酒蔵ならではの空気にも触れていただきました。
見学後は皆様揃って利き酒体験にもご参加いただきました。
利き酒体験では、お父様がスイスイと召し上がっていらっしゃる姿が印象的でした。
辛口のお酒がお好みとのことで、気に入られた2本をお買い求めくださいました。
ご家族でお酒を楽しまれる時間の温かさを感じさせていただくひとときとなりました。
韓国からのお客様
冒頭、会長がご案内することを大変喜んでくださり、和やかな空気の中で見学が始まりました。
余裕をもってご見学いただける時間を確保していただき、また、通訳ガイド様が会長の説明をしっかりと受け止めながら、丁寧にお客様へお伝えくださったこともあり、お客様も会長とのやり取りを楽しんでくださっている様子がうかがえました。



会長の案内は、時折お客様に問いかけながら、会話を交えて進んでいきます。
その中で、弊社の特徴である花酵母についても関心を持ってくださり、「その酵母はどのようにして天吹酒造まで届くのですか」と、ご質問をいただきました。花酵母が東京農業大学で発見されたことや、その卒業生を通じて受け継がれていることなど、説明もさらに広がっていきました。


すぐお隣の国からお越しくださった皆様、日本ならではの景色や香り、そして味わいに触れ、「遊びに来てよかったな」と思っていただけていたら、嬉しく思います。
ドイツからのお客さま
お申込み時に、工事中であることをお知らせしたところ、「むしろ歴史ある建物の工事を見てみたい」と、前向きなお返事をいただき、ご訪問前から印象に残るお客様でした。工事中であることを気にされるのではなく、今しか見ることのできない酒蔵の姿として、関心を持ってくださっていることが、私たちにとって大変ありがたいことでした。お一人のお客様が、日本酒のラベルコレクションを見せてくださいました。

その中には、天吹のラベルもいくつかありました。
遠くドイツの地で、天吹を召し上がっていただくだけでもありがたいことですが、ラベルをきれいにはがして、丁寧に保管してくださっていることを、大変感激いたしました。


利き酒体験では、お客様のラベルコレクションにはない日本酒をご紹介いたしました。
また、「月下美人の花酵母を使った日本酒はどれですか?」とのお尋ねもいただきました。
天吹の日本酒の特徴である花酵母についても関心を持ってくださったことを、嬉しく思いました。
お客様の素直な好奇心に触れ、私自身も、これまで知らなかった土地の文化や、そこで大切にされているものに、もっと目を向けてみたいと思いました。
ベルギーからのお客様
日本酒ソムリエの資格をお持ちで、定期的にベルギーで日本酒のテイスティング会を開催なさっていらっしゃるそうで、大変ありがたいことに、天吹の日本酒も皆様にご紹介くださっていました。

すでに豊かなご経験や知識をお持ちでしたが、酒造り全般、天吹の酒造り、そして、天吹の日本酒の大きな特徴である花酵母についてなど、多岐にわたるテーマに深い探求心をお持ちでした。
また、酒造りの現場だけでなく、実際にお米が育っている田園風景や、酒蔵のある土地の自然環境がどのように酒造りにつながっていくのかということにも関心を持ってくださいました。
ご質問に触れることで、普段とは少し違った角度から酒造りを見つめる機会となりました。
今回で6度目の日本とのことで、九州・沖縄を中心に旅をなさっているとのことでした。
ちょうどお彼岸の時期だったこともあり、事前のメールのやり取りでは、お彼岸やおはぎについてお話しする機会がありました。
ご訪問前におはぎにチャレンジしてくださったそうで、「おいしかった」とのご感想もいただきました。
日本で見たこと、聞いたこと、感じたこと、味わったこと…そうしたご経験が、お客様ご自身のものとして残るだけでなく、その先にいらっしゃる日本酒ファンの方にも伝わっていくかもしれないと思うと、これからの広がりが楽しみであると同時に、感謝の気持ちを新たにいたしました。
弊社の南にある北茂安小学校、2年生3組約100名の生徒さんが「町たんけん」においでになりました
まだ未成年の小学生に日本酒について何を話そうかと思案しましたが事前に質問をいただいたのでそれを加味してお話しました。


みんなが毎日食べるご飯と、日本酒の原材料は同じ「お米」です。
お米の主成分は「デンプン」で、ご飯を食べると胃の中で消化酵素が働き、デンプンは「ブドウ糖」に変わります。これが小腸から吸収されて血液に入り、全身に運ばれることで、手足を動かす力、考える力、体を温める力など、みんなの元気の素(車のガソリンのようなもの)になります。
「天吹酒造で造っている大人の飲み物(日本酒)も、みんなが食べている”エネルギーのもと”であるお米からできているんだよ」と伝えました。
続いて、お酒ができるまでの工程を説明しました。
「麹菌(こうじきん)」や「酵母菌(こうぼきん)」は、目に見えないほど小さな生き物ですが、日本酒や味噌、醤油をつくる「魔法の仲間たち」です、
これら小さな生き物の役割や、「発酵(はっこう)」の仕組みについて、分かりやすく解説しました。


たんけん後、試飲室で生徒さんのしつもんタイムです
質問の中に「どうやってお酒をつくっているのですか」「お米なのになぜ酔うのか」「お米は水分がないのに、お酒はなぜ水分になるのか」など素直な質問もあり「なるほど」と思いました。
最後にお酒は二十歳になってから、お父さんお母さんへ、飲み過ぎは体に悪い、適量は百薬の長、飲酒運転は絶対に駄目、みんなが二十歳になったら天吹酒造を思い出し、「天吹で乾杯してくれたら嬉しいです」と締めくくりました
今回の見学が、まちの企業や食文化に興味を持つきっかけになれば幸いです。北茂安小学校2年生の皆さん、元気いっぱいに訪問していただきありがとうございました! 生徒さんから「町たんけん」の礼状をいただきましたお米からお酒になることを初めて知った、マイナス5度の貯蔵庫探検が印象深かったようです、二十歳になったらお酒を買いに来ますなど嬉しいことも書いてありました。
シンガポールのお客様
これまでにも度々、海外のお客様をアテンドしてくださっている大分のお客さまが、今回は、シンガポールのお客様をお連れくださいました。

日本酒について、そして日本について、いろいろなことを知ろうとしてくださっていることが、見学中のご様子からも伝わってきました。
終始にこやかでいらっしゃいましたが、時に真剣な眼差しで説明に耳を傾け、疑問に思った点があればその場でご質問をいただきました。


設備や道具をご覧になる際も、普段のお客様より一歩踏み込むような距離感で、じっくりとご覧になっていました。
ご案内の中でも、可能なものには積極的にお手に取ったり、持ち上げたりしていただき、重さや質感などを実際に感じながら、酒造りに触れていただく機会となりました。


利き酒体験で「天吹生酛純米大吟醸雄町」をご紹介した際には、弊社ホームページでご案内している生酛造りの動画をご覧いただきながら、生酛造りについて会長から詳しくお話しいたしました。
さらに話題は山廃仕込みへと広がり、「天吹山廃純米雄町」もテイスティングしていただきました。
こちらは、お風呂の温度くらいの燗をつけたものもご紹介し、温度による香りや味わいの変化も楽しんでいただきました。
ドイツからのお客さま
秋雨の降る中、交通機関を乗り継いで、足を運んでくださいました。
「天吹山廃純米雄町」の大ファンで、ご到着早々、「世界で一番好きな日本酒だ」と伝えてくださいました。
また、この日本酒のことを「マリーゴールドのお酒」と花酵母名で呼んでくださる場面もありました。

天吹の日本酒の大きな特徴である花酵母のことを尊重してくださっているようでした。
見学お申込み時のメールからも、天吹の日本酒を大切に思ってくださっていることや、ご訪問を楽しみにしてくださっていることが伝わってまいりました。
日本酒についても豊富な知識をお持ちで、蔵のご案内では説明がなくとも、そこでどのような作業が行われるのか、一目見て理解していらっしゃるようでした。利き酒体験では丁寧に香りや味を確かめて、吟醸香をメロンやプラムなどに喩えて表現していらっしゃいました。



フルーツを思わせる香りを細かく感じ取っていらっしゃったので、「天吹純米大吟醸バナナ酵母」も試していただきました。
米、米麹、仕込み水という原料で造った日本酒が生み出すバナナ感を、笑いながらCrazy!と驚いていらっしゃいました。また、将来、新しい花酵母が増える可能性があるのかというご質問もいただきました。
「はい」とお伝えすると、これからまた新しい花酵母のお酒が生まれるかもしれないことに、温かい期待を寄せていただいているようでした。
お帰りの際には、母屋入口手前の庭で一旦足を止められ、雨に濡れる庭の景色を写真に収め、しばらく静かに眺めていらっしゃいました。
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